つらつら:諦め悪く考える(2016.4.18)

この度の九州各地での地震の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様が平穏な毎日を1日も早く取り戻されることを願っております。

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最初の地震以来ずっとニュースから目が離せなくて、映像や情報に引きずられてしまう始末。

大きな地震が減った頃、引きずられてるばかりではいかんと、外に出て自転車乗ったり最近できた逆上がりの練習したり。

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子供の時には苦手だった逆上がり。先日やってみたら簡単にできてしまった。
全くできる気配のなかった空中逆上がりもできるようになった。

自転車で跳ねてるうちに「どうしてできるのか」を考えるようになったからかな。
おかげで「こうすれば重心がこうなって勢いもこっち方向になるから・・・」って具体的に考えてイメージを作れる。意識すべき筋肉だって想像がつくし、体もその考えた順路を踏んでちゃんと動いてくれる。
経験ってすばらしい。

逆上がりは何にも役に立たないけど、考えて動いて結果が出るというのはとても楽しい。
20年以上、ほとんど一人で自転車に乗っていられる理由の一つはほぼこれだと思う。
自分で考えて、自分で動いて、自分で実現する。
これが楽しい。

でも、考える取っ掛かりの掴めないものは笑っちゃうくらいダメだ。
それでも時々思い出してちょっとやってみたりすると、取っ掛かりが見えることがある。
あとは本を読んだり、人に聞いたり。それも全く関係のない話からそこに結びついたりする。
それは頭の隅にそのことがずっとあるからで、諦めて置き去りにしてしまったら関係のない話の断片から連想することなんてできないだろうと思う。
だから、諦め悪く、ずっと頭の片隅に置いておいたら、そのうちに考えられるようになるかもしれない。で、考えた結果、できるようになるかもしれない。

悠長な話ではあるのだけれどね。

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実はこの稿も二日かかった。
書いては置いて考えて。の繰り返し。
もうちょっと早く考えをまとめられるようになりたい。

では。