レポート:スキルアップライドでした(2016年5月)

5月のスキルアップライド、無事に開催できました。
あ、個人的には最後の最後にバーム中に前輪パンクしてスッコケましたが・・・。
軽い擦り傷で済んだので問題無し?です(笑)

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さて、スキルアップライドの前はGONZO PARKさんの「はじめてのゴンゾー」の講師です。
これは、GONZO PARKのようなダートコースを安心して走っていただくための初期レクチャーですね。

基本的に自転車に乗れればどなたでもご参加していただけます。

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最初はアスファルトエリアでダートでの自転車の乗り方や曲がり方、転ばないコブの越え方などをじっくりレクチャー。
その後に実践としてコースに出る手順です。

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最初はちっちゃなコブで身体を慣らして、少しづつ恐怖心を取り除いていきます。
慣れたら大きなコブの方にもチャレンジ。

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この他にも、大きなバーム(バンク)のあるスラロームコースもチャレンジ。
GONZOさんだけでなく、どこでも使えるように説明を加えていきます。

今回の参加された方が言われてたことですが、オープンな場でも基本的に教えてくれる機会が少ないし、遊んでいても上手な人が来ると走りにくいことがあるそうです。
で、この「はじめての〜」では開場前の一時間を使って行うので他に誰もいない中で走ることに集中できます。
受講後、走る方にちょっとでも自信がついたら、通常営業時間も走りやすいですしね。

GONZOさんでは、この他にも初心者スクールなどを随時企画されてます。
講師はBMXエリートライダーのスタッフなので、確実なスキルを教えてもらえますよ。
詳しくはGONZOさんのサイトにてご確認くださいませ。
GONZO PARKのウェブサイト

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さて、ここからがスキルアップライドのレポートです。
今回は(今回も?)写真撮り損ねたので、文字量でカバー(笑)

スキルアップライドでは、最初に念入りに準備運動します。特に股関節周り。
できれば、毎日やっていただきたいのですが、、、よろしければ。
他にも、準備体操の間にはいろんな動きをしつつ、自転車に乗った時の感触について確かめていきます。
前屈などでも実際に自転車に乗って動く時の動作になぞらえてやってるんですけど、やっぱり自転車に乗った方がわかりやすいようです(笑)

その後、アスファルトエリアで、コーナーやコブの越え方の初歩からおさらい。
スキルアップライドは基本的に個別指導ですから、この辺りからレクチャーも個別に行います。
全員に言うべきことは全員に言いますけどね。
僕の指導する乗車位置の基本は、ハンドルと頭の関係性がはじめに来るので、その解説などもここで済ませてしまいます。

さらに今回は、ロール(コブとコブの間を後輪だけで走り抜ける)の希望がありましたので、アスファルトエリアにある人口パンプ(低)でその練習もしてみました。
これとジャンプの組み合わせでコースの攻略のバリエーションも相当増えるので楽しいですよ。

その後、トレイルからコースインはいつも通り。

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小さなコブでも大きなコブでも、基本的にバックサイド(下り側)にちゃんと「入る」練習を。
ジャンプをしないでとにかくナメることから練習します。
これはジャンプでも同じことで、バックサイドを忘れたライディングは危ないので、身に染み着くまで結構しつこくやります。

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で、バックサイドに入るためには当然リップ(上り面)側での体の動きも大事ですね。

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ジャンプの練習は、最初はニュートラルジャンプから。要するに、無駄な力のいらないジャンプです。
上に飛ぶつもりで、自転車だけ先に行ってしまわないように、顔や頭の位置と向きで説明をすることが多いです。
ちょっと飛べるようになると背中の角度とかも。猫が首筋つままれるみたいな←最近のマイブームです(笑)

午前の部は、全員がバームの練習を省いて構わないということだったのでひたすらジャンプの練習をしましたが、午後はバームも練習しました。
連続するバームをスムーズにこなすためのラインの考え方や、体の使い方について一人一人、僕が一緒に走ります。前を走るか後ろからついていくかは生徒さんに選んでもらいます。
連続するバームでは、常に次を考えてバームのラインを選ばなくてはならないので、場合によっては途中から自分でバームを降りる必要も出てきます。
でも、身体が遅れていてはコントロールができません。
と言った内容で進めてみました。

どうしても苦手側で身体が外に向いてしまう人には「ハンドルにしがみついて行きたい方向を向け」でオッケーでした(笑) ちょっと乱暴ですけどね。
これも人によって通用したり変な風になったりするので奥の手的な指導です。

他、今回は、小学生が合計3名参加。
それぞれ個性もあり、不足部分と得意部分もそれぞれ違います。
型にはめないよう、でもちゃんと経験の中から自分の感覚を拾い上げていくようにアドバイスを送りながらその時の動きを解説。
まあ、この辺は大人も同じなのですが、ちょっと理屈少なめで。

小学生は、「メリハリのある動き」が課題になることが多いです。めちゃくちゃ得意な子もいますけど今度は反対に加減ができないとか(笑)
まあ、加減するのは体が成長してからでいいので、とりあえず思い切り動けるように指導するんですけどね。
体も成長途中だし、使う自転車との兼ね合いもあるし、なかなか難しいところですが、基本的には感触を得ながら感覚を身に付けるのが第一ですね。大人もそうですけど。

とりあえず上達やコツを掴んだりといった成果が見えたのでホッとしました。

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スキルアップライドはこんな感じでした。
上達を実感できた方も、ちょっともどかしい思いをした方も、内容を思い出しつつまた復習してみてくださいね。
一人での自習時間は確実にh上達の糧になります。

次回のスキルアップライドは7月に予定しています。
また決まりましたら改めて告知しますね。

ではまた。