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 09.7.17up

 

いま、何を考えてる?
有薗啓剛の一問一答

かつて、日本のバイクトライアル・マスター(26インチ)クラスで
無敵を誇ったオトコがいました。

1995年〜2002年までの8年間。
彼は圧倒的な強さで全日本を連覇しました。

競技から身を退いた後、
彼は『マッスルミュージカル』を経て
世界的パフォーマンス集団『シルク・ド・ソレイユ』の
ニューヨーク公演のアクターとしてステージに立ちます。

競技から身を引いてから
あまり語られる事のなかった
彼の今を、本人に聴いてみました。

短いインタビューですけど、どうぞ。

※このインタビューは09年5月に行われました。
 言葉を拾う形で、編集しています。

最近の彼の活動はこちらのブログをご覧下さい
AriMorism 自転車パフォーマー「K&D」


+Question :

 ここ最近はどうしてたの?

 

+Anser :

 昨年(08年)の4月くらいにマッスルミュージカルをやめて、
 9月からカナダの『シルク・ド・ソレイユ』本部へ行き、
 出演が決まって稽古。

 10月末から、本番でニューヨークへ。
(シルク・ド・ソレイユは、世界各地に専用シアターがある。
 他に、各地を転々とするツアーショーも行われてます)

 1月までの2ヶ月超の公演をこなしました。
 スゴい楽しかったけど、同じくらい大変な事もあった。
 
 なんせ話す言葉は、英語、フランス語、しかないので大変。
 周りに日本人はひとりもいなかったしね。
 最初は、相手の話している事の半分もわからなかった。

 でも、『シルク〜』への憧れも大きかったし、
 せっかくだから言葉もマスターしてやろうと(笑)

 稽古のない日にも、言葉は必要だからさ。
 わかってるのに、(同僚に)店の位置を訊いてみたりとか(笑)

 スゴい充実した日々だった。

 


+Question :

 オリジナルバイク準備中なんだって?

 

+Anser :

 『AWC』ってブランドを準備中。
 『AWC』ってのは『ALL WHEEL CONTROL』の略ね。

 ターゲットは、完全、トライアルオンリー。
 まずは20インチが秋頃リリースされる予定です。
 『WOOD YOUNG』で取り扱いをします。

 もうプロトは出来てて、GW前に岐阜のスクールでシェイクダウンしたよ。

 
↑6月に行われた全日本選手権に出場した際の写真 photo : okp


+Question :

 素朴な質問だけど、自転車のどこが楽しい?

 

+Anser :

 その質問、難しいけどねぇ(笑)

 その日の調子が、最初の(ペダルを)一踏みした時にわかる。
 そういうのが面白い。かな?

 人生の半分を自転車にのって生きてきたから、
 もう有薗啓剛の『付随物』みたいなもので、
 すごいちょっとした事でも楽しいよ。

 長く乗ってるから、これはどうなるとか全て『読める』。

 それこそ、ペダルを踏み外してスネに当たる痛さも
 踏み外した瞬間にわかる(笑)

 おおよその現象が『読める』ところが面白い。

photo

 


+Question :

 これから先、どうして行きたい?

 

+Anser :

 その質問も難しいけどさ(笑)

 まず、自転車はずっと関わっていく。
 ただ、これというのは難しいな。

 昔は、競技に勝つことがとにかく楽しかった。
 トライアルライダーとして競技をする事が『柱』だった。

 今は、人に伝えなくちゃ行けない立場。
 『マッスル〜』や『シルク〜』のようなステージを通して、
 エンターテイメントとしての自転車で
 楽しさを伝えていければと思う。

 ライダーとして、舞台だったりステージを通して
 バイクトライアル、ひいては自転車の楽しみを普及していきたい。

 有薗啓剛個人の事では、
 トライアルを柱にして、いろんなものに発展していければ良いと思う。

 

短いけれども、彼の近況でした。
現在、守上大輔君と一緒に、
パフォーマンスユニットを結成。

これまでの『デモンストレーション』とは違った
『ショー』の形を模索しているそうです。

これからも彼の応援をよろしくお願いいたします。

 最近の彼の活動はこちらのブログをご覧下さい
AriMorism 自転車パフォーマー「K&D」

 

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