レポート:『補助輪をはずそう 自転車教室』でした

先週土曜日は「補助輪をはずそう 自転車教室』でした。
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このイベントは多治見市体育協会さんの主催で、僕は講師でお呼ばれしてます。
と言っても、結局進行は自分一人なんですけどねー(笑)
会場は、この6月にオープンしたばかりの「モザイクタイルミュージアム」の前の広場。
結構ひっきりなしに人が訪れていました。僕はまだ入ったことないんだけどね。。。

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今回は、少人数のレッスンを体育協会さんからの要望で少人数(4人)のクラスを3回。
1クラス1時間なのでちょっと足りないかなーと思いつつも、対象年齢のお子さんの集中力に合わせるとこのくらい。

さて、生徒さんとは当然初対面。
まず僕に馴染んでもらうために、ちょっと芸をして僕を知ってもらう。

いわゆる「把み」。この辺はショーのノウハウが活きます(笑)

で、まずはペダルをはずして足で地面を蹴って進む練習。

これ(↑)は「この場所は足をついちゃいけないよー」の練習。
ちょっとチャレンジっぽくするとやっぱり楽しいみたい。

で、そのためには自分も前に出ないとねってことで、自転車なしで前に飛んでみる。

立ち幅跳びですね。
小さなお子さんは、全身を連動させるような動きに慣れてないこともよくあるので、できなくてもあまり気にしないでとにかく自分が前に進んでいくことを意識付け。

で、気がつくと乗れてたり。

1時間という短い時間では、乗れないことの方が多いんだけど、ちょっとづつ感覚を掴んでいって、終了後に自分で走れるようになった子もいましたね。
そういうのも嬉しい。

補助輪をはずすと乗れないお子さんには幾つかのパターンがあって、それぞれに応じた対応が必要なわけです。
中には、自分で「乗れない」って思い込んでるだけの子もいたり。
ハンドリングに難がある場合も、しっかり持ちすぎてしまう子もいますし、ハンドルを倒すことで曲がろうとする子もいます。
どこかでそう思い込むのではないかな?と思っているのですが、実は「まっすぐ進む」「まっすぐ前を見て」という指示がそうさせているのかもしれないかなぁと。確証はないですけどね。
そんなの関係なくそれでうまくなる子もいますし、それぞれの特性でもあるのでその辺は難しいです。

最後はみんなで礼をしておしまい。

なぜ縦一列なのかはわかりませんが(笑)

乗れるようになった子ももうちょっとだった子も、挨拶後に自分練習をしてたので、コツを掴んでるor掴みかけてるのが実感があったんだと・・・思うけど僕の願望かもしれない。
でもこの自分練習でとりあえず走れるようになった子もいて、見てて嬉しかったね。

小学生になってもなかなか乗れないでいると、ちょっとコンプレックスみたいになっちゃう子もいるらしく、またそれをからかわれたりすることもあるみたい。
個人的には自転車のことで誰かが不幸になるのは嫌なので、なんとかしたいなぁと。
で、今回、本当は2クラスだったところを無理言って3クラス目を作ってもらい、それを小学生限定クラスにしたんだよね。

それでも定員の2倍くらいの応募があったので、10月にまた開催することになりました。
今度は平日夕方なので、多治見市在住の方のみになっちゃうかな。
また近くなったらここでもおしらせします。

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補助輪はずし自転車教室はこんな感じ。
ほんっとに暑い日で、みんなよく頑張りました。

個人的にはただでさえ日焼けで黒くなった腕がさらに黒くなったのがショック。
日焼け止めしないとなー、などとアフターザフェスティバルな後悔をしてるのです。。。