レポート:白馬のキッズキャンプ2016に行ってました。

前回の続き、というか詳しくね。

白馬のMTBキッズキャンプは、毎年講師として参加しています。
今年は全1週間の期間中、2日間だけの参加となりました。

常駐コーチとして、小笠原崇裕、松尾純、松本駿、丸山八智代。
スポットには、恩田祐一、平野星矢、そして僕が交代で。
さらに
サポートでiNac学生と有志?の二人。と、まとめ役のダイゾーさん。

(敬称略でごめん)

改めてこうして並べると豪華メンバーだねぇ。僕はともかく。

みんなで子どもたちの引率をし、それぞれの得意とするところを伝えていくキャンプ。

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僕はやはりアクション系、というか「身体動作によって自転車を操る」ことを中心に。
で、僕が合流した火曜日(キャンプ2日目)から早速平地で身体の上下動や前後動を利用して自転車が跳ねたり進んだりするのを体感してもらいました。

レーシングクラスでは、チクタク(ハンドルの左右交互に加重しながら前に進む)、ペダリングと身体の移動、進みながらのフロントリフト、2×4を使ったホッピング、ラインホップくらいまで。
一般クラスでは、ストップ&ゴー(だるまさんがころんだ)、ジャックナイフ、フロントリフト、ステアんディングスティル(フルブレーキver.)。
これらをそれぞれのクラス1時間で。
どんどん形になっていくので、あっという間でした。
これらの動作が身に染み付くにはもうちょっと時間がかかるでしょうけどね。そのきっかけになったらなと思います。

キャンプ3日目(僕にとっての2日目)には、Hakuba47スキー場まで遠足。
目的は、ゴンドラダウンヒルとダートパークと川遊びとソフトクリーム(笑)

移動は、レーシングはちょっと坂のある方を、一般クラスは平坦な道を行きます。
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この写真は別れる前のものですけど。

で、会場に着いたら早速ダウンヒルのためにゴンドラへ。
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ゴンドラはじめての子もいるんですけどね・・・怖がることもなく元気です(笑)

僕は、一般クラスの中でも「のんびり行こう」グループを先導。
自分が走るときには気にもしない小さな路面の凸凹を少しでも避けれるように目を皿にしてラインを選びます(笑)
途中休憩で「ブレーキ筋」のストレッチ(トライアルライダーは得意)を混ぜたりしながら、みんな途中で根をあげることもなく無事にゴール。

ソフトクリーム、お昼のお弁当を食べ、お待ちかね(特に僕)のダートコース。
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みんなで自由な感じに楽しんでいました。
僕は時々危なっかしい子に走行上のアドバイスをしたり見本を入れつつ、リクエストに答えて飛んでみたりとか。
ただ、言われて飛んだ後に振り返ると誰も見てなかったり。。。見ててよねー。けっこう頑張らないと飛べないんだから。なんてね〜。

帰路もクラスに分かれてスラーっと。
こんな感じで47遠足も終了。

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他にも番外編として朝の散歩の引率したり
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背後に広がるのが親海湿原。宿から往復で40分くらい。

子供達は英語のレッスンとかもあったけどね。
盛りだくさんだね。

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僕は一足早く帰ってきてしまったけど、キャンプは8/6の閉村式まで続いています。

自分がマウンテンバイクに乗り始めたのはもう中学校も卒業する間際だったから、小学生からこんなに自転車まみれになってる子供達はちょっと羨ましい。
僕はマウンテンバイクでできることを増やすことで、より楽しくマウンテンバイクに乗れると思ってて、子供達にもその楽しさを知ってほしいなって思って参加してるんだよね。どうやって楽しむのかは本人達が選べばいいけど、いろんな乗り方やテクニックや楽しみがあるって知っておけば選択肢も広がるし。

まぁ、参加してる子供達は僕のこんな思いなんて知らなくていいことだから言わないけど。
またどこかであったら遊ぼう。もちろんマウンテンバイクに乗って。

あ、腕にぶら下がるのは体重25kgまで(笑)
それ以上は僕の腕がもげるぞ。