レポート:『ブリヂストン × 日産スタジアム サイクルパークフェスティバル・BSエクスペリエンス』で『パフォーマンス』と『こども自転車補助輪はずし教室』をしてきました!

『ブリヂストン × 日産スタジアム サイクルパークフェスティバル・BSエクスペリエンス』で『パフォーマンス』と『こども自転車補助輪はずし教室』をしてきました!(題名長い!)

サイクルパークフェスティバルは、10年以上前から行われているエンデュランスイベント。
実は、10年くらい前にも招いいていただいたことがあり、運営の方と懐かしいよねーって話しをしていたり(笑)
この11年前の出番の時は海外からの帰国翌日という強行スケジュールだったのでよく覚えてたんだけど、今回も前日は「サイクル&3D!!」で大阪。日産スタジアムさんに来る時にはそういう星の巡り合わせなのかもね、なんてことをぼーっと考えていたり。

いきなり話が逸れましたが、今回の様子のレポートです。

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今回、僕が仰せつかった役目は二つ。

一つは、開会式直後のステージショー。
もう一つは、子どもたちが自転車に乗れるようにする教室。

このどちらも、サイクルパークフェスティバル内の『ブリヂストン(BS)・エクスペリエンス』エリアの中で開催。
『BSエクスペリエンス』の中では、様々なステージや、チームブリヂストンの歴代の自転車の展示、様々なパラスポーツの体験などいろんな催し&体験が行われていました。
これらの催しはブリヂストンアンカーサイクリングチームの当該記事に詳しいのでどうぞ!

『ブリヂストンアンカーサイクリングチーム』ブログ(当該記事)

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で、パフォーマンスショー。

朝、開会式直後に『BSエクスペリエンス』のステージで20分ほどの時間をいただきました。

どのような雰囲気なのか朝の準備からドキドキしながらのステージ。
開会式直後のステージには関係者がいっぱいで、これまたドキドキ。
見てくれている子どもたちに狙いを定め(笑)、ちょっとづつ雰囲気を自分の方へ引っ張っていきます。

よく考えてみたら、このスペースの中で、しかも路面状況に関わらずステージができるっていうのは、自転車の中では特異なことなのかも。

お集まりいただいた皆さんに楽しんでいただけたようで嬉しかったです。
ご覧いただいた皆様ありがとうございました。

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さて、自転車補助輪はずし教室。
今回のオーダーは『全部で30人くらいを』という依頼のため、ちょっと無理して10人×3回の開催。
当日申し込みのみ、明け方は雨だったにも関わらず、全て満員(ちょっと超過)となり、スタッフしていただいたブリヂストンサイクルの社員の皆さんとともにうれしい悲鳴。

今回はスペシャルゲストとして、ブリヂストンアンカーサイクリングチームの一丸選手と堀選手にも交代で参加していただき、お手本や実演、実際に指導などもしていただきました。

あと、何よりもブリヂストンサイクル社員の方々が、ほぼマンツーマンで参加したお子さまのサポートを献身的に行っていただき、助かってしまいました。
本当にありがとうございました。

補助輪はずしの内容は、僕のいつもの感じで。

自転車は、歩くのとは違った感覚がいくつか必要になり、それをうまく取り込めないととても難しく怖い乗り物に感じてしまうことがあるようです。

その中でも『自転車が進む時には自分も前に移動していく』感覚を取り込めていない子もいるんですよね。ただ慣れていないだけなんですけどね。
そうなると自転車(だけ)を進めようとして、自分の身体も進むのだということを意識の外に忘れてしまうことがあります。
これは今回難しいことを言わず『だるまさんが転んだ』で「前に出る」ように仕向けたわけですが、これはなかなかうまくいったように思います。

同時にこの『自分も進む』感覚が抜けていると、曲がる時にもタイヤを回転方向ではなく横にずらして曲がろうとしたりすることもあるようです。
なので、最初に自転車に跨らずに横に立って推し進め、前の方に置いた目標物に前輪をぶつける練習をすることで、自分も前に出ることや進みながら自転車の向きを補正していくことを覚えたもらいました。

前輪を目標物にぶつけるのは、とても楽しそうでよかったです(笑)

他にも両足キックで前に進むことで、足が地面についていない状態に慣れることの練習とか。
その練習のための練習として、自転車に跨らないで両足で前に飛ぶ=立ち幅跳びをしてみたり。
この時、まず自分の頭が前に倒れていれば強く前に出れるんだよーと意識してもらったり。この動作を実際に自転車でもやってもらいます。

最終的にはペダルをつけ、スロープを使って『スタートの勢い』を補助して、片足ついた状態からのスタートからペダルキャッチ、そしてペダルをこぎ続けるところまで進みました。

乗れるようになった子もいたし、もうちょっとの子もいたし、なかなか良い成果であったように思います。

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僕がこうしてイベント内で子ども向け講習を行うときには、子どもたちへの言葉を保護者の皆さんにも聞いてもらえるようにし、また話す内容もそれを意識てして話しています。
そうすると、この時間内(今回は40分)で乗れなかったとしても、自宅で復習してもらえますからね。

あと、イベントの中でのスクールというのは、それを見ている・通りかかった人からどういう風に見えるのか、というのも大切かなぁと。
そういう意味でも、見ている人が聞いていてもわかるように話すというのは心がけてるんですが、、、当然一番の相手は目の前にいる小さな生徒さんなので、なかなか難しいものです。。。

今後もまた一層工夫と精進を重ねていこうと思います。

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ということで、サイクルパークフェスティバルの僕の出番はこんな感じ。
お会いした皆様、またどこかで。

ではでは。