つらつら:筋トレの知見と動作についてうだうだと(2018.7.6)

全国あちこちで強い雨。
避難勧告・指示などのニュースが途絶えませんね。

僕の住むあたりは、雨こそ降り続いているものの川の増水も少なく大丈夫そう。今のところは。
身の安全を第一に、ご無事で過ごされますように。

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雨が続くので、屋根の下でもできる地味目のライドと簡単な筋トレと言うか運動・ストレッチくらいしかすることがなく、ちょっと飽きてきた。

そういえば、最近は『筋肥大』ではなく『筋力(出力)』をアップさせるにはオールアウトさせないっていう論(ただし高強度は間違いない)が出てきてますね。

オールアウト(完全に追い込む)させてしまうと、スポーツに必要な瞬発が得意な筋繊維が少なくなってしまう可能性について述べ、どういたら良いかまでを簡潔に述べています。
(ただし論拠にしているものは新しいもので、さらなる検証が必要だろうと著者も述べています)

記事では『筋肥大』=『筋力』ではないのが当たり前の扱い。
見た目の筋肉と使える筋肉は違うって昔から言われてますが、まあそういうことです。

そしてスポーツって言っても、その種目の特徴や本人の目的とするところなどで違うのでその辺りは注意が必要かと。

個人的には、効率的な動作をするのには出力の他に不必要な部分の脱力も必要と考えてて、そのために『筋肉や関節を意識しない動作』をどう作るかってことを考えてはいます。
ただ、そのためにも筋肉や体の構造なんかを知らないといけないしで、体の構造についてはいつも興味津々でいますよ。

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『跳ねる』って動作の時にどんな筋肉動かして、どんなところは弛緩させるかなんて考えない。

この時に、ヒザがどうなってるとかヒジがどうとかは全て様々な要素の『結果』です。
動作中にヒザがヒジがと考えてるうちにタイミングは逃げてしまうし、動作は遅くなる。

これは『型』の弊害だと考えます。

反対に『型』のいいところは根本的に間違いのないフォームや動作を体にクセ付けると云う意味ではとても有効な方法だと思います。
例えばサドルに座ってのペダリング動作などには良いのかなと。

ただ、『型』をなぞるためにはゆっくりとした動作でも安定を失わない状態が必要で、『型』だけをなぞっていると動作の瞬発性・ダイナミックさ・出力を失わせる可能性があります。
あと、道具が違うと『型』が通用しないこともありますしね。

ただ、姿勢(型)で示したほうがわかりやすいのがなかなか難しいところでねぇ。。。
スクールではたまにハンドル僕が抑えて『素振り』してもらったりもしますけど、それも跳ねる系だとなかなか難しい。。。

例えば、僕はジャンプする前の縮む動作の時、基本的に左右のヒザが揃います。左右に開くことはありますが横から見たら揃ってる。
(写真ではこの後ペダルを使うので若干開いてますけどね)
飛び跳ね系の人はたいてい揃うみたいですけどね。

この時、僕にはヒザの位置どころかヒザという存在の意識すらありません。

でも膝の位置が揃うんです。ペダルは前後に開いているのに。
これは、膝の位置が揃うことによってその後のジャンプ(伸びる動作)に大腿部の表裏の筋肉を左右効率よく利用しているのではないか?と『後付けで』考えています。

ただ、こんなこと意識して覚えるわけでもないですし、意識して動こうとして動けるものでもありません。

大きく縮んで素早く大きく伸びる。
もうちょっと極端にいうと、あそこまで跳ぶ、あそこに着地する。
考えることはそれだけ。

で、動いた結果得られる『感触』をちゃんと捉えられることがまず第一歩かなぁとも。
自分の感触を捉えられないと、結局『型』に沿って動くしかできなく、そうすると瞬発性がなかなか発揮できない=大きく跳べないのではないかな、と。

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んー、書こうと思ってたこととゼンッッッッッゼン違うことを書いてしまった(笑)

紹介した記事のようにわかりやすく簡潔に書けるのってすごいなぁって思います。
どうしてもだらだら長く、そしてあっちやこっちや話が跳んでしまうので。
僕には『言語化するためのトレーニング』がもっと必要なんだな。

精進します。

ではまた。

しつこいですが、みなさま本当にお気をつけて。