レポート:寺子屋でした!(2018年11月)

11月の寺子屋でした。
良いお天気で寒くもなく暑くもなく、いい感じ。
最近、天気に恵まれてる幸せに浸っています。

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この日の朝の『マウンテンバイクドリル』は参加がなく(笑)
ていうか、『リトルバイキング』『マウンテンバイクひろば』も開催してるので役割が被ってるっていうか。
また内容などを含めいろいろ考えてみようと思います。

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さて、個別レッスンそれぞれです。

あ、ここで紹介しているのはレッスン参加者の承認してもらってます。
もし自分の練習内容公開されるのが嫌だなって方は、申し込み時に『写真の使用NO』にチェック入れてくださいね。

さて、この日もいろいろな方がいろいろな自分の課題に取り組みました。

ユニークだったのが『根っこのあるコーナーをサドル高いまま走る』という練習。

サドルが高いまま坂を下る場合、お尻を低くできない(足を曲げることができない)ので衝撃を吸収しづらく弾かれやすくなります。特に後輪。

でも前輪は頭を低く構えられる(腕のクッションを作れる)ので、まずハンドルの上に思い切り頭を下げ、ハンドルにかじりつくように下る練習からしました。

この急坂を下って、下の板のところで止まる練習(ドリル)です。

あまりに前転を怖がって自転車の後ろへお尻を引くようにすると、前輪からを抑える『重さ』が少なくなる上に腕が伸びきってしまってハンドル操作が難しくなります。
この体勢だと、ちょっと自転車がバランスを崩したらライダーもそれに影響を受けてしまいます。

で、どうするかっていうと、とにかくハンドルの真上(重力の引っ張る方向・鉛直上)にアゴを置くみたいにします。『ハンドルにかじり付く』くらいのイメージでいいです。
この時、同時にお尻を後ろへ突き出すようにして、背中を前後に伸ばすようにして前後のタイヤに体重を残すようにします。

また急坂では後ろブレーキはすぐにロックするので、あまり頼りにならず、前輪ブレーキでスピードをコントロールします。当然、急な減速は不安定・転倒の元になるので、できる限りゆっくり坂に侵入し、できるだけ速度キープ。でも加速してしまう時にはブレーキを当てつつちょっとづつ加速させていくようにします。

さて根っこ。

喜多緑地は芝生だし、遊歩道は走行禁止なので、芝生広場に木材で仮想根っこを作ってみました。

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↑ 写真は右からのUターンですが、左からとか、右上から左下に根っこ(木材)を斜めに走り抜けたりとか。

この時も、上の急坂練習と同じように『ハンドルにかじり付く』ようにします。
そうすれば腕の曲がりに余裕が出るので、前輪が木材を越える時には余裕が生まれますね。
後輪は、どっちみちブレーキがあてにならない(すぐにロックする)ので、成り行き任せです。
ただし、前輪の方向と顔(胸)の方向をシンクロさせて『(ゆっくりであっても)常に進む(タイヤが転がる)ように』することで、タイヤが滑りにくくなります。

これを思い切りお尻を後ろへ引いた状態(後ろタイヤに体重が多く乗ってる状態)で行うと、後輪が滑りだした瞬間に体も一緒に横に滑りだし、気持ちよく転倒しやすくなりますよ。

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このあと、他の人も混じって根っこを登る練習もしてみたり。

8の字に走ったりして、いろんな練習になりました。
登りは登りでちょっとコツがあって、それはそれでまたそのうちに解説します。

またリクエストがあればこのくらいの準備はしますよ。

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当然、走り回り系の他にもいろいろと。
参加者さんがそれぞれにやりたいことをするのが寺子屋・個別レッスンの良いところ(自画自賛)

連続ダニエル練習とかをちょっとドロップオフ気味にとか(写真撮り損ねた。。。)
二回目以降を跳ぶ時にちょっと前輪下げるんだけど、これがなかなか難しくて、下に目標おいたらいいんじゃないかと一工夫。
まだもうちょっとな感じ。

他の方は後ろ跳びダニエルとかも。
やっぱりダニエル人気です。

もうちょっとトライアルっぽく、突き出しっぽい練習も。

頭の落とす位置と、そのあとの伸び上がる方向を意識。
あと前ペダルを戻しておくことと、その踏み方などを注意してたら30cmをクリア。

他には『まっすぐ大きいコギ跳び』とか。

この手の”コギ跳び系”は、コシを落とす時にちょっとハンドルを引く感じとか、ペダルを前に向ける感じとかの感覚の連動がとても大切で、慣れてくると本当に『弓を引き絞って放つ』ような感じになります。

コギ跳びやダニエルでは『ペダリング』を意識しすぎて、他の動作との連動ができない方も見かけます。
高く飛ぶ目標の方でも、時々思い切り『遠くへ』跳ぶ練習などもしてみるといいかなぁと思いますよ。

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最後に、参加者さんが自身に課したトレーニング?を。

動画にしてみました。

これはトライアルだけじゃなく、マウンテンバイクのスキルアップ練習としてもとてもいいんじゃないかなと思います。

左右交互にスラロームしながら後ろタイヤの方向転換をジャックナイフターンで行う。
スムーズに行えるようになると、身体動作も滑らかになります。

やっているうちに、左右差もなくなっていったらしめたものですね。
いろいろ考えるよりも、こうしてドリルの中に組み込んでしまった方が早くその差が解消できるかもしれないな、と考えています。

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僕自身も「こういうことをしたみたらどうだろう?」って提案もしますが、自身でこういうドリルを持ち込めるのはとてもいいことだなって思いました。

自分で考え、感じて、動きを意識したり、新しい課題を作ったりできるようになると、どんなところでも遊びやすくなると思っています。

「今はできないけどこんなことがしてみたい」って要望をぶつけてもらえるのは、僕も準備のし甲斐があって嬉しいです。上の根っこコーナーとかも。

もちろん「なんだかよくわからないからおまかせで!」っていうご参加も大歓迎ですよ。

次回の寺子屋は『12月9日(日)』に開催です。
皆様のご参加お待ちしております!

ではでは。