レポート:12月の『マウンテンバイクひろば』と『リトルバイキング』でした(2018.12.8開催)

先週末12/8(土)は毎月恒例喜多緑地での『マウンテンバイクひろば』と『リトルバイキング』でした。
※ 喜多緑地でのマウンテンバイクイベントは市の許可を得て開催しています

全体のレポートはそれぞれのサイトに書きましたよ。

■ 2018年12月の『リトルバイキング・たじみ定期会』のレポート!

レポート:2018年12月の『マウンテンバイクひろば』を開催しました

で、全体のレポートは公式ページに譲るので、こちらのブログでは個人で思ったことなどを書きますね。

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まずリトルバイキングについてクドクドと。

今回はテーマを『いろいろな遊び』ということで、スキル習得やトレーニング “っぽくない” ことをいろいろとやってみました。

久しぶりの『サークルアウト』とか『なわ跳ばない』とか。

『サークルアウト』は白馬のキッズキャンプで知ったんだけど、子ども達に大人気。
どんどん小さくなる輪の中で最後まで足をつかない人が勝ちってゲーム。
ただ、最後の1人までやりきるととても時間がかかるのと待ってる子がつまらないので三人くらいになったらジャンケンで勝者決定としました。

『なわ跳ばない』は、まわるロープをタイミングを合わせて通り抜ける遊び。
→YouTube『なわ跳ばない』
自分がなわとびをショーのネタにした時に、跳ばずにスルーするっていうボケが元ネタで(笑)
イメージとしてはスーパーマリオ・クッパ城の『まわる火の棒?』を潜るみたいな感じ?
TVゲームでできるんだったら現実でもできるだろうと。

今回初となった『フライングスタート・ダッシュ&ターン』(仮称)は、ずうっと昔から温めてたネタで『モンキーターン(河合克敏)』という競艇漫画を読んでて、自転車でやったら面白いだろうな、と。もう20年も前のことだけど。。。

イン側とアウト側でスタート戦略が変わる。

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競艇やヨット競技でのスタート方式となる『フライングスタート』は、静止からのスタートではなく加速しながらタイミングを合わせてスタートラインを通過する方式。船はピタッと制止できませんからね。

競艇の公式解説YouTube発見!→こちら

最初のターンで自分がイン/アウトどっちかになるかによって作戦が違うので、スタートの位置どりも大切ですが、スタートライン通過時でどれくらい加速してるのかも大切。

静止からのスタートじゃない分ひとコギめの力が小さくて済み、体格差があってもあんまり差が生まれにくい感じ。これは想定外。

みんな最初はただただダッシュするだけだったけど、回数を重ね、アウトライン後ろからの加速スタートのお手本を見せたりすると、スタートの作戦を工夫する様子も見られました。

実施の狙いとしては、コーナーに複数人で侵入する際、自分の位置とラインどりを考える練習に。
あと抜きにかかる時のコーナーリングテクニックも。

そのうちに大人向けイベントとしてもやりたいなぁと思ってます。
興味あるイベンターさんいたら声かけてね(笑)

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今回のリトルバイキングでは『遊び』の体裁の中で、周囲を見ながら動いたり考えたり、自分の動作を外部のタイミングに合わせたりってことを中心に据えました。
『考える』っていうのは、自分が動作を始めてから実際にその効果が現れるまでのタイムラグを自覚したり、タイムラグ込みで動作を起こすタイミングを計ったり、周りがどう動くのか予測するってことも含まれます。

小学生、特に低学年にとってはどれもあまり得意なことではないのですが、周囲や自分の能力という『枷』を自覚し、その中で自分でできる可能性を考えることはスポーツを楽しむためには大切な能力だと考えています。

まあ、こんなこと子ども達にいちいち説明しませんけどね。楽しくなくなっちゃうから(笑)

あと、子ども達が集まる場では、あんまり勝つことにこだわらない雰囲気に持っていくのが実施のコツだなーと思います。
何度も実施して一回一回のゲームの意味を大きくしないとか、ささっと次のことに移るとか?
理不尽な負け方(他の子に巻き込まれるなど)はやっぱり悔しいので、そのフォローをどうするかというのはこれからまた引き出し増やしていかないと。

あと、遊んでる体裁でやってますが、ちゃんと毎月の目的に合致した効果があるのかを考えながら内容を作っているんですけどね。
と、僕自身の活動も「遊び」寄りなので「遊んでるだけ」って思われないように書いておきます(笑)

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『マウンテンバイクひろば』は、リトルバイキングからそのまま居残って遊んでいく方もいてワイワイとしてましたが、こちらだけを目的に来る方は少なくて。。。寒かったからかな。。。

コギあげにチャレンジ中。御歳70オーバー!

レースをするわけでもなく「場所を用意するのでさあどうぞ」っていうのは、それがどう楽しいのかをお伝えするのかが難しい。。。
もうちょっと色々セクション(パンプやジャンプやボックス)増やしてみようかなぁ。。。

それでも初めてスクールやテクニックレッスンしていると急遽参加する方もいたりして嬉しい。

『下りコース』は、今回思ったよりもスムーズに走れる感じにできて気持ちよかったです。
ただ、気持ちの良いコースはタイムを縮めるのが難しくて、タイム計測の時にも「タイム縮まない!」って叫んでる人もいたり。

小学生はタイム計測大好き!

コーナー入り口にギャップ作ってみた!ちょっとイジワル!

そういえば、『マウンテンバイクひろば』は2018年1月から始めたので、ちょうど一年分12回を数えました。
しばらく「毎月やってる」ってことを大切にしつつ、少しづつでも楽しみにしてくれる人が増えるよう工夫していこうと思います。

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長々と書いてしまいましたが、こんな感じの12月の喜多緑地でした。

この両イベントは新年1月も第2土曜の【1月12日】に開催です。
まだテーマなど決まってませんけどね。。。早急に。
皆様のご来場お待ちしております。