レポート:3月の『マウンテンバイクひろば』と『リトルバイキング』でした(2019.3.16 実施)

先週末土曜日に多治見市喜多緑地で開催した『マウンテンバイクひろば』『リトルバイキング』のレポートをやっと書きます。一週間遅れ。。。

※ 喜多緑地でのイベントは市に許可を得て開催しています。

それぞれのイベントサイトの方へはすでにレポートを掲載済みなんですが・・・こっちで紹介するのが遅れてしまいました。

この喜多緑地のイベントは、毎月だいたい第二土曜日に開催(時々変更)していて、どなたでも参加していただけます。

『リトルバイキング』は人数把握と変更の連絡のために事前申し込みをお願いしています。

『マウンテンバイクひろば』はご自由な時間に遊びに来てねってスタイル。

ちょっと障害物で遊んでみたいとか、いきなり山道に行く前にマウンテンバイクに身体を慣らしてみたり、テクニックレッスンでちょっとスキルを身に付けたい、ただひろばで子どもを(自分も)のんびり遊びたい、とかそんな感じで利用していただければと思っています。

どんなイベントなんだろう?って思われたら、ぜひそれぞれのサイトをご覧くださいませ。
今回以外にもこれまでの様子とかも載せてるので、なんとなく雰囲気は掴んでいただけるかと。

==

ということで、ここからは毎回恒例の個人としてのレポートを。

まず『リトルバイキング・たじみ定期会』。

午前に開催する『リトルバイキング・たじみ定期会』。
月一の小学生向けのスクールです。

一年前くらいから毎回テーマを決めて内容を決めているんですが、この日のテーマは『段差を下りる』と『コーナーリング』でした。

『段差を下りる』って適当にやっても良さそうなものだけど、ちょっとコツを掴むだけですごく安定するし、その結果怖くなくなるっていう流れ。

↑ 写真の横のあたりのちっちゃい矢印押すと次のものを見ることができます。

そのまま下りると頭が揺れて怖い段差も、低く構えてから前輪を落とすようにすると怖くない。
→細かい理屈は昔の記事へ(長いです!!)→こちら

■ 注意『腕による押し下げ』ではないこと
 前輪が落ちるとき、見ようによっては腕で『押し下げてる』ように見えるかもですが、実際には落ちるに任せてます。
ここで、自ら前輪(ハンドル)を押し下げようとすると、その『押し下げる力』によって着地の衝撃が大きくなったり、頭をあげるような動き(段差通過前・後どちらでも)になり、安定さを欠くことになりますので、注意です。
(当然、目的によってはそうして自転車をコントロールすることもありますが、ここでは基本的な話として)

朝、準備してたら「えー、これ下るのー! いやだー!」って言ってたのに、低い段差(高さ10cm〜20cmくらい)から徐々に高いのにチャレンジしていくようになって最高の40cmまで余裕、最後はなかなかやめてくれない。。。

『誰かができるなら自分もやってみる』という『みんなで乗る』効果もあったかな、と思います。僕がいくら手本を見せても自分に置き換えて考えにくいもんね。

一つだけの段差降りをキッカケにして、そのあとの連続する段差を安定して走ることも。

自転車(チェーンリング)が当たりそうな小さな自転車の子は、これらを早めに始めてもらっていました。

「自転車を動かそう!」と思うほど衝撃が強くなりうまくいかない(笑)
荒れた地面を走るときに大事な、『基本自転車任せにして自分は適度に脱力』を体験してもらえたんじゃないかなぁと思っています。

後半のテーマ『コーナーリング』では、久しぶりに後輪ロックのスライドターンを。

板を地面に敷いてその上に水を撒き、まずは後輪をブレーキでロック→滑らせながら進む体験。

「後輪滑っても問題ないじゃん?」って理解したら、後輪を滑らせたまま方向を変えてみる。
これも自転車を動かそうとするのではなく、自分自身がその方向を変える感じで覚えます。
ハンドル操作だけではなく、しっかり進行方向へ身体を向ける練習。

参考動画は→こちら
YouTube:okp channel ちょびのり#9 “ブレーキングターン””

普段ものすごくノリノリで勢いよく走っていく子が、この時にはものすごくおとなしかったり、話をよく聞いてその通りに身体を動かせる子はすんなりできたりして面白い。

で、この後に下りコースで実際のコーナリング。
今回はコーナーを傾斜のきついコーナーでスリップしやすいようにつくり、上の練習との連続性を持たせました。

リトルバイキングはこんな感じ。

==

『マウンテンバイクひろば』は、リトルバイキングからの流入組と、広場に遊びにきた人が混じってワイワイ。

↑終盤なんでか上下逆さでペダルこぐチャレンジ(笑)

暖かくなってきたからか、のんびりした雰囲気でした。

スクールやらタイム計測やらいろいろ催しもしてますが、その傍らで好きなように自分のしたいことをやってる景色があって、この企画を始める時のイメージのままでとてもうれしい。

丘の上からタイム計測スタートしてるけどこっちはこっちで楽しそう

いろいろと遊べるのがマウンテンバイクの良いところ。
本格的な山道やコースじゃなくても、というか、そうだからこそ想像力といろんなことを試して遊ぶっていうことがしやすいのかな、とそんな風に思っています。

一人で遊んでて行き詰っても、たまに人と乗ってたりするとなんか面白いことを思いついたりするし。

お子さんと一緒にひろばで一緒に遊べるのも良いところ。
山道は体力的に辛くても、見える範囲で遊べるならそれで一緒に乗ってられる。

近所の公園では煙たがられても、こうしてちゃんと許可を得ている場所なら思い切り乗れるし。

そんな感じで楽しんでもらいたいなぁと。
そんなひろばです。

ここでできないことは、すでに存在するパークやコースにおまかせ(笑)
ここはここで、無理のないように開催していきます。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

==

ということで、次回の開催は4月13日(土)です。
また第二土曜日に戻ります。

天気が良いといいな。
皆さんのご来場お待ちしております。

ではでは。