報告:2020年1月の寺子屋でした(2020.1.12実施)

1月の『個別レッスン・寺子屋』のレポートです。
写真がないからちょっとあっさりめ(笑)

『寺子屋』は、参加者さんそれぞれ個別にレッスンを行うスタイルで毎月開催。
個別なので、それぞれのご要望に向けてできる限り直線的に内容を進めることができますし、周りのペースに合わせることなくご自身のペースで練習できますしね。
そうそう、他の人がやっているのを見て「あれやりたい!」って路線変更する方もよくいらしゃいます(笑)

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さてさて、この日は、午前に4名、午後に1名のご参加でした。

自転車に乗らない準備運動(ストレッチが中心)のあと、自転車を使った準備運動?練習?

この日は『凸凹付きの一本橋』で「自転車と一緒に進む」&「段差に対応しないでスムーズに進む」の体験を。あと『パンプ付きスラローム』で上り下りで加減速する自転車に対応しながらコーナーリングを行いました。

地味だけど大切な感覚を掴みます。

そのあと、一人一人違う練習に入ります。

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バニーホップのとっかかりには、『キッカケ板』を利用したフロントリフトから入ります。
何もない状態からのフロントリフトでも良いのですが、動作に馴染まない時に「前タイヤをあげる」ことばかりに集中すると、筋肉で”持って”しまうことが心配されるから。

板を使って、身体の前後の動きでフロントリフト。

ドロップオフジャンプをご希望の方も、この動作から。
バニーホップとドロップオフのフロントリフトの違いは『そのあとどうするか』で、バニーホップなら『上に跳ぶ』、ドロップオフでは『下に落ちる』。あと、マニュアルは『そのまま保持』。
フロントリフト後にどの状態になるのかで微妙に動作が変わるのですが、基本の前後動は大切です。

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ドロップオフの練習では、実際の段差で練習。
段差では、そのカドを前輪が通過してから後輪が通過するまで前輪が落ちないようkキープ。上記の前後動を使用します。
そのあと、後ろタイヤがカドを抜けるタイミングで、身体を自転車の真ん中に戻します。できれば、着地面の角度に合わせるように。

着地するまで後ろに引いたままだと、着地後にひっくり返ったりバイクに引っ張られてコントロールが難しくなります。

前タイヤが抜けたあと、後ろタイヤが抜けるまでのタイミングは速度によって変化しますから、それに合わせて動けることが大切ですね。

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タイヤを浮かす身体の前後動の練習、というか初歩としてジャックナイフ(後タイヤ上げ)からってのも僕のレッスンの定番です。

腕や脚の『力』で自転車を動かすのではなく、それぞれのタイヤに『身体を移動させた力』でそれぞれにタイヤを浮かします。

また長くなるので詳細は省きますが、キッカケマニュアルとは力のかかり方が違うのですが、車輪が転がらない分とっかかりやすいと思います。

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トライアルでは『ペダルをこぎながら跳ぶ』ことが多用されるのですが、このコツをつかむのがちょっと難しかったりします。

特にそのままダニエル(前輪上げて跳ねる)状態にしようとした時、前輪を上げようとしすぎて腕や上半身が固まっちゃったり。

で、とりあえずあんまり前輪上げすぎないようにコントロールできるよう、段差に向かってこぎ跳びを。

あと、難しいのはブレーキを離すタイミングで、”こぐ”意識が強すぎてタイミングはやくなったりするようです。
本当にこぎ出す瞬間までブレーキはかけておく、または、こぎの力を入れてからブレーキを離すくらいでも良いかも?

慣れればブレーキに頼らないでこぎ跳びできるんですけどね。
特に最初は止まっている必要もあってブレーキは使ったほうがいいかな、と。

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といった感じの1月の寺子屋でした。

他にも、下り坂のキャンバーコーナーを安定して曲がるコツ、とか、ジャンプとかパンプのこなしとかいろいろと実施したんですが、写真がない(笑)

また何かで改めて説明してみようと思っています。

来月の『寺子屋』は『2/9(日)』です。
ご興味ある方ぜひどうぞ。