けがについて

「ケガをした!」って話がいくつも飛び込んできてます。

ボクも先日、40cmくらいの段差からジャックナイフ着地したら、
左肩が「ポクッ」って感じで痛みが走りました。
ひょっとして外れかかったのかも???
今まで関節外れた事ないので大げさにとらえてるかもしれませんが、
これまで以上に注意して乗ろうと思ったものです。

MTBやトライアルのケガをする時には、
イメージと実際の動きの乖離があると思います。

分かりやすいのは転倒等をする時ですね。
自分の予想する自転車の挙動と実際のバイクの挙動がズレた場合、
このズレが大きいと転倒してしまいます。
上手な人は、この想定の範囲が広いし
想定の範囲を少しくらいはみ出しても
対応できるテクがあるので転びにくいですね。
ただし、その範囲を超えた時には大転倒してしまうこともあります。
言うまでもなく、転倒時には擦り傷打ち身はもちろん、
関節をねじったり、骨折などにつながります。

次に、自分のカラダの状態と、
イメージする身体の状態がズレた時。
身体は疲れているのに、脳内では元気なつもりのカラダでは、
バイクアクション中に身体とバイクのズレが生じ、
転倒はもちろん、筋肉や関節を傷めることになります。
このズレの原因は疲れだけではなく、
久しぶりにその運動をする時や、
気分的に弛れているときに身体を使ってもケガにつながります。
他のスポーツでもこうしたケガはよくききますね。
久しぶりにゴルフのスイングしたら肋骨を傷めたとか、
いわゆるぎっくり腰なども、
「動きの負荷」を侮って態勢が不十分なまま
力をつかってしまうとなるようです。

ケガにはいろいろ原因がありますが、
直接の原因はたいていこの二つのパターン、
実際には「イメージと身体の動きの乖離」に集約されると思います。

ケガをしない為には、
そのときどきの自分のカラダの状態を冷静に把握し、
決して無理はしない。
そして一つ一つの動きの中で油断をしない事。
当たり前の事なんですが、
楽しくなってくるとつい忘れてしまうんですよね(笑)

どんなことだって、すぐに身に付く事ではありません。
それは、イメージを身体でつかみ、
つかんだイメージを身体に馴染ませ、
馴染んだ身体をを支える筋骨ができてこそ
ほんとにその運動が自分のモノになるのだと考えています。

やっと朝晩が涼しくなってきて
日中の気温もさほど上がらなくなってきました。
こうした変化の季節ほど、自分のカラダに気を配り、
ウォーミングアップをしっかりと行って、
ケガのない、楽しい自転車ライフを送ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください