先日の「交通安全講習」のような僕の使い方はとても嬉しい。
パフォーマンスの他に、関連付けたテーマがあり、それに向けて共演者と自分の持ってる技術を選んで流れを組み立てる。
ちょっと小芝居をつくるような。
言葉の選び方と使い方、転換での第一声、身振りをどうするのか、普段のパフォーマンスでは使わないテクニックや転倒スタント。小さい単位の「できること」を拾い上げて当てはめて、伝えるべきものを伝えられるように作っていく。
小さい単位の「できること」の組み合わせることで、もっと大きい単位の「できること」になる。
今回は「テーマ」が決まっていたから、内容を詰めるのもすんなりできた。
「テーマ」に合わせて「できること」を積み上げて行く時は「自分」がいらない。
シンプルに「テーマ」に沿った内容をより効果的に伝える方法を考えればいい。
「できること」というのは、料理の材料みたいなもので、目的に合わせて使えば良く、適さないものを使えば不味くなるだけ。
手持ちの「できること」が増えれば、作れる料理も増えるし、より手の込んだものも作れるようになる。もちろん、わざと手を入れない事だってできる。
今の僕にとって、それは、自転車でのテクニックはもちろんの事、他のトーク力や、演技力みたいなものも含めて増やしていきたいなと思っているのです。
などと、語ってみた。