5月の寺子屋でした

0519terakoya

昨日は寺子屋でした。
常連さんと、久しぶりの方と、初めての方。
ウィリーと、ウィリージャンプと、基本から。

毎回、参加する方の希望に沿うような形で、どう内容を進めようか考えます。
実際に当日になると、思ったようにカリキュラムが進まなかったり、反対にあっさりできてしまったり。結局は臨機応変に、ということになりますが(笑)

基本、帰ってから1人でも練習できるように話を進めます。
3時間もある寺子屋ですから、1つのテクニックだけではなくできれば複数のテクニックを「ネタ」として持ち帰ってもらえればいいなと。
競技志向の方は、そのようにトレーニングできるように、楽しみたい方には動きの中から拾う「感覚」の気持ちよさが得られるように。

初めての方には、ちょっと言葉が多くなってしまいます。
人によって伝わる言葉が違うと考えているので、その言葉の形を探してしまうのだと思っています。
8の字、ジャックナイフ、フロントリフト、ジャックナイフターン、マニュアルの初歩、まで進めました。トライアルは始めてまもないと言うことですが、自転車自体には慣れてるので、すぐに上達していくと思います。
腰の移動についてすこしクセがありますが、できることを増やしていくなかで消えていくと思います。小さな「できそうなこと=具体的な目標」を置くのを忘れずに頑張ってくださいね。

久しぶりの方と相対していると、昔といまの自分の言葉の変化などに気が付きます。「あれからこんなこと見つけたんだよ」って報告もしてしまいます。
久しぶりの間に見つけていたいろんなことをお伝えし、新たな感覚と、実際の飛距離を手に入れてもらえたと思います。

常連さんは、随分とウィリーのコツをつかんできました。
あとは、いくつかの「できない理由」を潰していくだけです。わかっているのにできない場合は、意識しているポイントをずらしてみるのもいいと思います。
もう、次回には新しい課題を設定しないといけないですね。
今から準備しておきます。

僕は「正しい」という言葉から「断定」のニュアンスが苦手であまり使いません。
目的とそれに向かう方法はいくつもあります。
できるかどうか、できることがその先につながるかどうかが優先。
それにあったテクニックへの進入角度を探していければと考えています。

また6月の寺子屋の参加もお待ちしております。