レポート:『親子でチャレンジ!補助輪はずし教室』in 埼玉サイクルエキスポでした。

2/17(土)は、『ブリヂストンサイクル自転車学校・親子でチャレンジ!補助輪はずし教室』でした。
今回は、『埼玉サイクルエキスポ』というイベント内で行われたブリヂストンサイクルさんの主催イベントで僕が先生をさせて頂いた形。
当然、ブリヂストンサイクルの皆さんが、力強くサポートしてくださいます。

イベント内といっても場所は屋外の『キッズサイクル試乗広場』。

↑キッズサイクル試乗広場

3回を予定していましたが、最終回は強風により中止となってしまいました。
申込み開始前からたくさんの方が並んでいただいていたのに申し訳ありません。

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今回は、教室の前に短いショーを組み合わせる形で開催。

ショーは、教室前の気分を盛り上げるのに役に立った。。。と思う。
ある意味、僕の自己紹介みたいな?
ただ、僕史上初のありえない失敗&転倒もし・・・それもネタにしましたけど。
でも多分きっとそのおかげでみんな初めからモチベーション高めでスタート。

二回目の時には、チームブリヂストンサイクリングの窪木選手(2015ロード全日本チャンピオン・リオオリンピック・オムニアム代表)と飯島監督も参加。

左から、僕、窪木選手、飯島監督

僕の補助輪はずし教室は、現在多くがそうであるようにペダルを外した状態からスタートします。

窪木選手による『だるまさんが転んだ』・・・ご自分の言葉で最後まで熱心に指導していただきました

自転車に乗れない理由の一つには、前に進みながらバランスをなおす、ということがイメージの中にないことがあるのだと考えています。
ということで、まずは『前に進む気持ち』に集中するための『だるまさんが転んだ』ゲーム。

その後、両足で地面をキックして前に進むことの練習。
まずは自転車なしで前に向かって跳ぶ「イチ(構え)・ニー(頭下げて)・サーン(前にジャンプ)」。
あとは「サーン」の連続ですね。「サーン」「サーン」「サーン」

自転車で進もうとした時に、ハンドルと体が離れるようになってしまう子は、「自転車を進めよう」として、体はその場所に残ってしまうことが原因だと考えています。
なので、自分から前に出る(跳ぶ)ことを強く意識付けることがこの運動の狙い。

その後、自転車に乗り、スロープからのスタート。
ここから保護者のみなさんの出番です。

スタートしてから左右に振れてしまうお子さんが転んでしまわないように、背中を軽く押し、横からちょっと支えるようにして並走。
でも、だいたいここまでは補助がいらないくらい上手だったんですけどね(笑)

この後、ペダルではより保護者さんのサポートが大事になります。
ちょっと今回は、保護者さんのサポートの入るタイミングがわかりにくくなってしまい申し訳ありませんでした。。。

ペダルをつけてもスロープからスタート。
まだ力がなく自転車に慣れてもいないので、スタートが一番ふらつくので勢いをつけてやるのが目的です。

片足をペダルに載せ、もう片方が足の地面キックでスタート。
最初は、このまま片足で乗って進んでいくだけもいいですし、できるのであれば地面を蹴った足をペダルに乗せそのままペダリングを開始できればよりグッドです。

地面を蹴った足がペダルに乗るには、ある程度スタートで勢いが必要で、それをスロープや保護者さんが背中を押すことで作ります。

自転車をガッチリ掴んでペダルを漕がせた上で離す練習方法は、ハマれば乗れるまでは早いのですが、大きな失敗に繋がりやすく、結果自転車自体に忌避感を持つという実例も少なからずあります。
なので、やっぱりお子さんそれぞれの気持ちに沿って気長に付き合っていただくのが一番だと考えますし、怖い思いをできる限りしないように練習をしていくのが僕の方針です。

終了後には、僕や窪木選手から修了証をお渡し。

参加したいただいた皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。

この日、乗れちゃった子も、あとちょっとの子もいました。
その場で乗れるようにならなかったのは、お子さんのせいではなく僕の力不足です。
それでも、今後この日の練習がお役に立てたらなぁと思っています。

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ちなみに同内容の補助輪はずし教室を3月17日(土)に『立川子どもみらいセンター』で予定されていますが、すでに定員いっぱいまで集まってしまったとのこと。
補助輪はずし需要あるんですね。。。

地元でも最近やってないし、時々要望もいただくので、また機会を作りたいなぁ。。。

その際にはまたよろしくお願いします。

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ということで、補助輪はずし教室でした。

ではでは。