雑記:伝える事と総論と各論

先日「誌面でみるより直接の方がわかりやすい」というご意見?を頂きました。
当たり前に感じる話ですが、ちょっと思う所もあったので説明(いいわけ?)をさせてください。

誌面に載る内容は、基本的に「総論」なんですよね。
つまり、いろんな人が読むことを想定して「まあ間違いないだろう」と思う所を重点的に載せることになります。
失敗例なども、よく陥る点や、気をつける所もいくつかの「傾向」にまとめてその「対策」を述べるようにしています。

直接お話する場合では、それぞれ個人への「各論」のお話が可能です。
直接動きを見て、個別にカスタマイズした内容を言葉でお伝えすることができますし、実際に触れることもできるので、より身体の位置や動き、感覚を意識してもらいやすい。

どうしたって、個人に向けてカスタマイズする方が具体的に指摘できる。
ひょっとしてとんでもなく良く伝わる「総論」があるのかもしれませんが、僕の修業が足らずまだそこに行き着いてはいません。
人間も自転車も目的も違うのに、ひとつの理屈で説明できるなら是非知りたい。

自分の関わる仕事以外では詳細はわかりませんが、おそらく記事で取り上げられる事は多かれ少なかれそういうことがあると考えています。
僕もよく記事を見ながら首を傾げながら「まあこういうこともあるのかもしれない」と理解できるように努めています。
僕のかかわる記事でも同じことが起こっているんじゃないのかなぁ。と心配してみたり。

 

自分が関わったものが伝わらないってのはとてもツマラナイ。
せっかく考える発端をいただいたので、誌面でももっと伝わる工夫をしたいなと思いました。

今なにかが考えついているわけじゃないけどね。
意識しているうちにちょっとづつでも進化していくんだと思います。
意識しながら乗ると自転車が上達するように←ちょっとムリヤリ感?

まずは今以上に誌面に載る努力からかな(笑)

先日、右コーナーを含む難しいラインに挑戦し続けた結果、右側だけに土がついていたタイヤ。 なんとかやっつけた。 伝える事も上達しますように(願)

なかなか成功しない難しいラインに何度もトライした結果、コーナー側だけに土が残った。このラインはなんとかやっつけた。
考え考えトライすればどんなことでもいつかなんとかなる。と思いたい。