COVID-19|コロナ感染からの後遺症になりました(2023.9.18 記)

 ご無沙汰してます。
 8月にCOVID-19に感染しそのまま後遺症となっています。

 罹患時のこと、後遺症のこと、現在の僕から見える感染症についてなどを書いたのですが長くなったのでまず最初に目次を。

目次

■ 感染と後遺症になったことと理不尽

■ 隔離期間についてちょっと

■ COVID-19の現在と終わらない未来

■ 追記|やっぱり子ども達のこと

 皆様が感染症などに罹らず、健やかに過ごされますように。


  

■ 感染と後遺症になったことと理不尽

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症・コロナ2019)に罹患しました。
 8月のことです。

 症状が落ち着いてからその経過も含めてブログに書こうかなぁと思ってたら、その後も症状が続いて後遺症の診断で、じゃあ後遺症が治ってからと思ったら全然治らない(泣笑)
 とりあえずこれまでの経過をまとめておこうとこれを書いています。
 何かのご参考になれば。

 

● 感染

 感染は、その日発症した人から。人のことなので詳細は控えます。
 言い訳になりますが、立場上避けようのない接触でした。

 もちろんマスク着用や換気など一般的な対策はしてました。
 ウイルス量は発症日からその翌日にかけて排出する量がマックスまで上がっていくので、その状態の罹患者とは「会わない」以外の対策では防ぎきらなかったということだと振り返って思います。
 ちょっとでも体調が怪しかったら人に会うのはやめた方が良いということを実感。

● 発症とその後の症状・経過

 発症は接触の3日後。
 昼下がりに身体に火照りを感じ始めてから隔離開始。
 その夜に熱が39.2℃の自己最高記録。
 翌日から38度台の熱、咳、激しい喉の痛みが加わり、それがある程度収まった発症4日目からめまい、重だるい頭痛などが発生。

 発症翌日に受診、検査の結果「陽性」。熱冷ましと症状緩和の処方箋。
 状況からCOVID-19であることが推測されたため、自主的な抗原検査はしませんでした。また受診しておくと、後遺症になったり今後よくわかんない症状が出た時にいいかと思ったんですが、本当に後遺症になるとは思ってなかったです。。。

 この感染症は最初は咳から始まるようなイメージだったけど、僕の場合は最初に熱で、熱が下がってから咳がきた。症状は人によって違うこと、症状が現れてからは一気に進行することは知ってい炊けど、まさかという気持ちもあり初期対応が遅れました。

● 発症時(急性期)の食事

 食事は家族が部屋の外に置いてくれるのを時間差で取りに行く形。
(食器を洗うのは他と分けるなどの必要はないようですが、不安なので使い捨ての容器を使用)

 発症日〜2日後まではほとんど食欲がなく、ほとんど水とスポーツドリンク、麦茶だけ。

 そのに今度は喉の痛みが耳の奥まで腫れあがるような感じが広がり、水を飲むのも辛い状態に。 SNSの信用できる医師アカウントが「ハチミツいいぞ」と言っていたので、ハチミツを水に溶かした「ハチミツ水」を飲んでました。確かに喉に優しく痛みなく飲むことができ、またカロリーも取れて助かりました。

 発症から4日後の夜、喉の痛みがある程度落ちつき食欲も出てきて食事再開。
 パンより白米が喉を通りやすかったのは、水分含有量が多いからか塩分が少ないからか。
 やっぱり食事量は食べられず、また食べるとだるくなったりしました。

 僕は同居家族にいろいろしてもらえましたが、喉の激しい痛みがある程度治まるまでは立つのも億劫だったので、一人暮らしの方は病状時にも摂れるような食料や飲み物を備蓄しておくといいんじゃないかと思いました。今は自治体が配給してくれたりしないですし、コロナに限らずひどい病気になった時にも役に立ちますしね。

● 後遺症へ

 発症から8日後、まだ微熱、咳、めまいと頭痛があったけど、ウイルスはそろそろ出てないんじゃないかと(出てないといいなぁと)思って自宅抗原検査→陽性。

 抗原検査は11日目と12日目に陰性。←ごく稀にかなり長い期間ウイルスを放出する人がいるというレポートを目にしてたので気にしてる)
抗原検査は「陰性確認」として使うには向いていないので、個人的気休めです。

 発症からら2週間が過ぎても症状が継続したので改めて受診。結果「後遺症」と診断。

 感染から1ヶ月以上が経過した現在は、普段はちょっとだるいのと咳。油断するとめまいと頭痛という症状です。
 ただちょっと身体を動かすと息が多少苦しさを覚えるのとめまいを誘発。必要なこと以外であまり外に出ることなく過ごしています。

 抗原検査キットは厚労省が認める「体外診断用医薬品」又は「第1類医薬品」を使用しました。
 安価で販売されている「研究用」検査キットは、その結果に信頼性が全くないガラクタです。お金勿体無いだけじゃなく、陽性なのに陰性と出て感染を広げてしまうなどの恐れがあります。

厚労省|新型コロナウイルス抗原検査キットの取扱薬局・店舗マップ・リスト(令和5年8月18日更新)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537_00001.html

● ワクチン

 ワクチンは最終接種が昨年11月のBA.5対応二価。
(これ以降は接種してくてもできなかった。まさか春からの接種が制限されるとは。。。)
 感染時でほぼ9ヶ月が経過しており様々な予防効果もだいぶ低下していたのではないかと。ワクチンは「可能性を下げるもの」という理解で感染対策はずっと継続してましたが、感染・発症・症状の重さ・後遺症というそれぞれの場面において確率の悪い方へと行くこともあるんだなと感心しました。
 現在も特にワクチンについての不信はありませんし、この秋からのワクチンも身体に問題がなければ接種する予定です。ワクチンで後遺症が軽減されるというレポートも以前から出てるのでそれにも期待。

ワクチンはお医者さんと相談しながらこの秋からの接種も受けるつもりでいます
ワクチンについては、そのメリットとデメリットを比較して個人的にも社会的にもそのメリットの方が大きいと考えられます
・厚生労働省|コロナワクチンナビ→https://v-sys.mhlw.go.jp/

● 愚痴

 これまで、このブログで感染症についてあれこれ書いてたのにザマァねぇですね。

 個人としてはマスクや密回避などをずっと継続していたのに、排出量マックスのタイミングでウイルスを持ち込まれ感染。そして僕だけ後遺症が長引いている。

 正直なところ「あまりに理不尽じゃないか」と恨めしく思っています。
 現状の把握もせず注告も聞かず感染可能性の高い所へ出向いてまんまと感染し、人を巻き込んで、なんなんだろうと。

 おそらく、他にもこうして巻き込まれるようにして感染した人、その中には大事な予定や将来に関わるイベントなどをフイにした人などもいるのでしょう。本当に理不尽。

 身体の調子はあまり思わしくなく、自転車は普通に乗るくらいでも息苦しさが出るので、まだしばらくお預け。
 身体動かさなくてもできる自転車に関すること、何かないかなぁ。

 とりあえず今は、お医者さんの指導のもと、後遺症からの回復に努めようと思っています。

感染と対策については、新たにファイザーさんがわかりやすいサイトを公開してますので、一度復習のつもりで諸々確認していただくと良いかも。

Phyzer|新型コロナを学ぶ
https://www.pfizer-covid19.jp/

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■ 隔離期間についてちょっと

 今回、自分を家庭内隔離をしたのですが、普段通りの生活に戻したのは12日目でした。
 これは症状が続いたためです。

 厚労省の手引きでは、「発症日を0日として5日経過後、かつ症状軽快から24時間後」が隔離(外出自粛)推奨期間。これは両方を満たす必要のある条件

 またその後も「5日間の外出自粛推奨期間を過ぎても10日間はマスク着用を推奨」とされています。
 たとえば発症から5日後に症状が軽快した場合、実際に活動できるのはそれから24時間が経過した後の「7日目から」ということになりますが、あまりこれが伝わっていない印象があります。

厚生労働省|感染対策・健康や医療相談の情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kenkou-iryousoudan.html#h2_1

 人から聞く話では、お医者さんの中にもざっくりと前半の「発症してから5日経過後」を説明するだけの方もいるようで、それもひょっとして感染が収まらない原因の一つかな、と思います。

 また、以前から多くの研究で感染可能性のあるウイルスは8日目くらいでやっとその数が感染可能性が低い値に減少することが確認されています。また8日が過ぎても感染しないわけではありません。

参考|COVID patients exhale up to 1,000 copies of virus per minute during first eight days of symptoms

 以前は、こうした研究をもとに隔離期間がもっと長かったのですが、感染が拡がった際にそれでは社会で働ける人が一時的にせよ減ってしまうので現在の5日間を推奨となったようですね。つまり人間側の都合です。

 ウイルス排出量が少なくなっても、換気の悪い屋内や人との距離が近く、またその状態で過ごす時間が長ければ、その場の空気中のウイルス(浮遊する極小飛沫)量は増えますので、感染の確率は増すと考えられますよね。
 そのための「5日間の隔離推奨期間を過ぎても10日間はマスク着用を推奨」ということになります。

 これは、感染者に同居家族がいる場合にも同じだと考えられます。
 長い時間同じ空間で過ごす自宅ですから、少なくともマスク着用推奨期間は家族とは過ごす部屋を分け、食事も別にするなどの隔離を継続した方が良いのかな、と僕は考えました。

 ただ、僕の場合は10日経過後も症状が継続したので、11日目と12日目に二回抗原検査し陰性するまでは待ったんですけどね。

 COVID-19やインフルエンザでは罹患後の検査については特に推奨されていません。社会への復帰タイミングを失わせてしまう可能性があるからです。
 今回は、僕自身の判断で「それでもウイルスが検出されるなら大人しくしておこう」と考えたために実施しました。

 またコロナに限らず感染症の症状は、体内からウイルスが無くなっても継続することもあるとされます。
(当然、ウイルスが長期体内に残留し症状が継続することもあります。SARS-Cov-2ウイルスの変異はこうした長期にわたって残留する人体から起きるのでは?という論文があります。)
 病気はウイルスなどを引き金にして始まりますが、ウイルスを排除するためのいろんな体の働きが頑張りすぎることによってかえって健康な部分を壊してしまうようなことが起きるからです。
 この辺りは、漫画orアニメ「働く細胞」でとてもわかりやすく描写されていますので未見の方はぜひどうぞ。

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■ COVID-19の現在と終わらない未来

 COVID-19(コロナ2019)は、2023年9月初旬時点でかなりの感染が確認されています。

 COVID-19(コロナ2019)は「感染症法上の5類」になりましたが、ウイルスが安全になったわけではなく個人個人の「自助」によって対応することになったことは、以前の投稿で書きました→こちら

 ウイルスは人間の身体機能や物理的な感染防御の隙間から感染し、感染して細胞の中でコピーを作り拡散します。その一部はコピーエラーを起こし、それが変異したウイルス。
そうしたサイクルを繰り返しながら、より感染しやすいウイルスが生き残り増えていきます。さながら進化論での適者生存のようですね。

 3月に公共交通機関でのマスク着用を任意にするなど対策を緩めたことで減少が止まり、5月に5類となって全数把握をしなくなってから増加に転じ、現在ではおそらく前の感染拡大期をすでに超えていると考えられています。
 少なくとも増加期間中の累計患者数では大きく超えていることは確かです。

 上のグラフは、モデルナ社が公開している新型コロナ・季節性インフルエンザ リアルタイム流行・疫学情報による「新規感染者数(推測)グラフ」です。
 各地の医療機関からの報告数などをもとに新規感染者数を推測している為、5類になり感染しても受診しない人の増加などで、昨年までよりも少なく出ていることを考慮に入れる必要があります。(現在毎週発表されている「定点観測」も同じ)

 下は「全国の入院患者数推移グラフ」です。
([厚生労働省|療養状況等及び入院患者受入病床数等に関する調査について]より作成)
(新規発生数ではなく、報告日の実際に入院している数なことに注意)

 また、これをもとに「入院患者数グラフ(都道府県別・人口10万人あたり)」を作成して地方ごとにまとめたのが下のもの(それぞれクリックすると拡大します。)

 5/8以降、新規感染者の全数把握が定点観測となりわかりにくくなりましたよね。
 それでも入院しなければならない人は入院するだろうからより動向実態に近いのでは?と考えて作ったのが入院者数グラフ。 ただ、5類化に伴い感染症病床が減り、以前よりも入院しづらくなっていることについて考慮に入れる必要はあります。

 報告ベースなので、県別の方では病院の夏期休暇時に凹んでいる地方があるのはご愛嬌。
 またこの調査報告も9月中で終了するとのことですから間も無くこれによる把握もできなくなります。

 これらを見ても、対策を緩めて以降、長くずっと感染は拡大を続けていることがわかります。以前は拡大しても2ヶ月ほどで減少に転じていたので、現在のように4ヶ月以上に渡って増え続けているのはこれまでと違う拡大の仕方です。

 7月にはCOVID以外にも様々な感染症が増え、また現在は通常よりもはるかに早いタイミングでインフルエンザが増加し、社会への影響が増えています。

 社会的な活動のためにある程度の感染は容認するしかないとしても、あまりに感染者数が増えると社会自体がダメージを負い、機能しなくなっていくことが憂慮されます。

 そろそろなんらかの対策をして抑え込んでいかないと、ウイルス感染によって動ける人が少なくなり、社会や経済、インフラにも支障が出始めていますし、そろそろなんらかの対策をして抑え込む必要があるのではないかと思うんですよね。

・TBS NEWS|都内でバス運休も 薬局では「咳止め薬」が不足…コロナ感染者は5類移行後「最多」【news23】
・NHKニュース|運転手新型コロナ感染多く長野発着バス一部運休
・近江鉄道|新型コロナウイルス感染拡大による一部列車運休のお知らせ(pdf)

 東京都消防庁のSNSでも9/11に【119番通報が大変混みあっています】 のタイトルで「 問合せや相談等を119番通報すると本当に必要な緊急通報に対応できなくなる恐れがあります。 不要不急の電話については最後までお話を聞かずに切断する場合があります。 」という投稿があり、救急の逼迫が懸念されていました。
https://x.com/Tokyo_Fire_D/status/1701069301334385039?s=20

 個人のこととしての感染と社会としての感染どちらを考えても、現在の感染状況はあまり歓迎したくない状況だと僕は考えます。

 世間がそこにあるウイルスを無視していても、ウイルスは感染して拡がり、社会的インフラへの依存が高い人からその影響を受けてしまいますよね。

 国が感染対策の呼びかけを大幅に縮小し、同時に「怖くないもの」と取れるような発言が政府・報道によってなされ、それに乗ってCOVID以前のような振る舞いに戻した人も増えましたが、そうなったがために今後この感染症を収束させることは難しくなったなと僕は思います。
 長い抑圧感の後にやっと自由に振る舞う免罪符を手に入れた多くの人達は、それをまた手放すことを歓迎しないからです。 自分や身近な人がその状況にならなければ、それを自分の事として自分の行動を抑制することのできる人なんてそうはいませんしね。

 これは、世界保健機関事務局長(WHO)のテドロス氏が危惧したことです。

テドロス氏
「いま、どの国でも起こり得る最悪な事態は、今回の知らせを理由に警戒を緩め、構築したシステムを解体、あるいは国民にCOVID-19を心配する必要はないというメッセージを発信することだ」

*「今回の知らせ」=2023年5月「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)の解除を宣言したこと

https://www.bbc.com/japanese/65506117

 COVID-19ウイルスは変異が早く、また感染の拡大を容認したためにその変異発生サイクルを加速させている現状、ワクチンや感染によって抗体を得ても数ヶ月〜一年でその効果は減退してしまいます。何度でも感染し、その度に重症化の確率、後遺症の確率のくじを引き続けるということです。

 一部では「感染拡大によって抗体を得て集団免疫を獲得する」という発言が自治体の対策組織やトップにありましたが、これまでにその路線を選択した国はことごとく失敗しています。海外でもすでにマスク着用(感染症対策の奨励)を再度促しているところもあります。
 国内でも、既感染率が飛び抜けて高かった沖縄でこの7月に感染が急拡大し医療機関が麻痺したこと、その2ヶ月後の沖縄でまた感染者数が増加に転じたことからしても、感染による集団免疫の獲得がかなり難しいことがわかります。

自転車でも、5月のツール・ド・スイスで選手に感染者が続出し、7月のツール・ド・フランスでも「観客との接触禁止」がルールとなりスタッフのマスクをはじめとする感染対策のが促されましたね。

 COVID-19は、すでに社会の「持病」となったと考えた方が良いのかもしれません。
 将来の医科学がこの病を克服させてくれるまで、社会が持つ「持病」としてうまく付き合っていくという認識と覚悟、またはある種の諦めが必要なのかなぁと僕はぼんやりと考えていますが、どうでしょうね。

 少なくとも、無視していたってそこにあることは変わらず、個人に、そして社会に大きな影響を与える存在であることは確かだと思うんです。

 増加している今は増加しているなりの対策を、また減少してきて感染可能性(感染者との接触の確率)が減少し社会へのインパクトも小さくなっている時はそれに応じた行動を、ということを国に言われるまでもなくそれぞれで行えるといいのにな、と僕は思っています。

 

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■ 追記|やっぱり子ども達のこと

 一般的には軽症が多いと言われる子ども達ですが、感染が増えればその生活にも影響が出ますよね。

 子ども達は夏休みの間にも感染が減らず、増している状態で対策の不十分な教室に戻りました。

 上は岐阜県医師会による受診者数(定点)グラフですが、夏休み終盤以降14歳以下の受診者が増えているのがわかります。

 全国的に子ども層はワクチン接種率も低く、また通う学校や園の教員・職員もマスクをしないことが常態化しているところもあるようで、まだ夏休みが終わったばかりなのに既にコロナ・インフルエンザ、他感染症を含めて全国的に欠席者が増え多くの学級閉鎖が起きています。

『日本学校保健会|感染症情報マップ』より

 子ども達の多くが軽症だからといっても、日常の生活や学校での通常の活動や学習などを1週間ほどもキャンセルしてしまう事は大きな影響だと僕は思います。
 また、感染者が増えれば学級閉鎖などの措置が取られるために、感染していない子ども達にも同じ機会の損失が発生します。しかも一定の割合で重い症状や後遺症が発生します。

 学校の学習では理科の実験とか楽しいものもありますよね。ああしたことを見たり体験したことがあるのとないのとでは、その後の物事の理解度がまるっきり違うと思うんですよ。

 これから秋、そして冬にかけて、学校生活での大切なイベントもありますし、受験など人生に大きな影響を与えるイベントを控えている子もいるでしょうしね。

 彼らの生活や人生悔いが残らないように周囲の大人が対策をして守ってあげるのが良いのではないか、と僕は思うんですよね。
 

 また、子ども達に感染が広がると、同居する大人たちにも感染が広がっていきますね。感染しなくても罹患している子どもの看病が必要なので、社会へは参加しにくくなります。
 そうして社会活動ができる大人が減ると、社会活動が停滞していき、医療やインフラなどにも影響が及んで行きます。

 このウイルスの発生からすでに3年と半年以上が経過し、個人でできることはそれほど多くなく、でも手軽でそれほど難しくないものだと僕は思います。
 以前のように、多くの活動に制限が加わるような対策は求められていませんよね。
 

 そろそろ目をそむけてないで、状況にあった対策をすることがこの病が「持病」となった社会をよりよく構築し生きるためのスキルなのではないかな、と思いますよ。

 

 あれこれ書きましたが、どうか皆様今後もご自愛くださいますよう。
 僕も早く復活できるよう、気合を入れて養生します。

 ではまた。