つらつら:身体の上下動と重力(2015.4.24)

※同日、内容の一部について追記を書きました→こちら

つらつらと考えてる事を書いていきます。

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なんだかんだやってますが、隙間時間にあいかわらず逆立ちの練習。

で、三点倒立の成功率がほぼ100%になりました(嬉)
さらに倒立の状態から脚を曲げ伸ばしする「逆スクワット」みたいな事をして遊んでいます。
普通の逆立ちはまだまだできませんが・・・。

逆立ちの体勢で脚を動かしていて「脚って重いんだな」って再確認。
どこかで読んだのですが、片足の重さは体重の18.5%程度なんだとか。もちろん個体差はあるでしょうけど。
体重60kgの18.5%とすると、片足約11kg。両足で22kg。小さなお子さんくらいの重量です。
ぼくはもっと重いのでさらに・・・。

脚を曲げ伸ばしするのは変わらないのに、上下が反対になると使う筋肉が全く違うのがわかります。当たり前だけど。
身体だけ観ると同じ姿勢であっても重力に対する角度とか状況によって、あちこちのちがうんだなと。これも当たり前だけど。

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で、重力と自転車乗ってる時の身体の動きでは?って話です。
といってもあんまり前談関係ありません(笑)

ジャンプ台でジャンプする時って地面(自転車)の角度が変わるんです。
進むにつれて角度が急になっていく。当たり前ですが。
もちろん、自転車もそれに合わせて角度が変わりますね。
これによって、重力方向と角度がズレますよって話です。

水平に移動する時は、身体の下に自転車(地面)があります。
この時は『自転車(=地面)の下=重力が引っ張る方向』です。

JOUGE-01

でもジャンプ台などによって自転車(地面)の角度が変わると
『自転車(=地面)』と『重力の方向』には角度差ができます。

上下-02-01

ジャンプの飛びだし面(リップと呼びます)を使う時、「自転車(=地面)の角度」と「重力方向」にはズレが生じていますが、『自転車(=地面)の上下』に対して飛ぶ動きをすると、進行方向に対して後ろ向きに身体が伸びる事になります。

これを無意識にしていると、身体が進む自転車を後に引っ張ってしまい、なかなかバックサイドに届きません。
ジャンプを覚えていく途中、なかなかバックサイドまで飛びきれない人の中には、「無意識」に「自転車に対して動く(後ろ向きに伸びる)」方が少なからずいるようです。

この動きは「自転車を引っぱり上げてやろう」と思うとより強くでます。

身体を重力方向に上下に動かすには、自転車と一緒に進みながら、ジャンプ台の上で自分がより「高い位置」にいるように意識して全体の身体の動きを作ると良いと思います。

※ここまでの内容について追記を書きました→こちら

ただ、この自転車に対する上下動は、意識的に使えれば様々なジャンプをする事が出来ます。
ジャンプの形状や距離、飛びたい高さによっては「自転車に対して動く」のも使う事がある(スパインとか)ので、この「方向」が悪いという訳ではありません。
ただ、ジャンプを覚えていく過程に「無意識」にしていて、自分でコントロール出来ないのであれば、もう一方の「重力に対して動く」ことを覚えることを推奨しています。

最終的にはこれらを思ったように使い分け、またはブレンドできるといいなあと思いますよ。

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で、外見から自分がどっちの動きになっているかを知ることが出来ます。
特に、身体と自転車、特にハンドルの位置に注目します。

「無意識に」後ろに引っ張る時は、前輪が離れた時のハンドルと胸の高さが同じくらい。
(僕はこれを「ハンドルを胸に迎える」と表現しています)
意識的に出来る時はもうちょっと違うのですがまたの機会に。

で、身体が重力方向に動いている時は、ハンドルはお腹よりも下の高さ。
最初は身体がリップ面に押し返されない(抵抗にならない)ように動き、ジャンプ台の上にちょこんと乗るようにし、慣れてきたらちょっと抵抗を掛けてやる(動作のタイミングを変える)ことで高く飛んだり出来るようになります。

以上、『スキルアップライド@GONZO PARK』でも説明している事ですが、現地だとなかなか伝わってる感がないので(僕のせいですが)参加された方は復習しておいて下さい(笑)

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なんか三点倒立から思いつくままに書いてたらジャンプの話になってしまいました。
しかも最初に書こうと思ってた事はこれじゃない(笑)

まあ、題名で「つらつら」と断わっているのでこれでいいのだ。

じゃまた。
今度こそ近いうちに。